浮気心
ここのところ、クロバーの角付きのタティングシャトルを使つてゐた。
はじめてのシャトルがクロバーの鼈甲調タティングシャトルだつた。
ずいぶんと使つたし、使ひやすいとも思つてゐた。
その後、さまざまなシャトルを買つては使ひ、ボビンに糸を巻くタイプでかぎ針のついたシャトルが一番使ひ勝手がいいな、と思つてきた。
最近ではAerlitやクロバーのボビンタイプのシャトルなど入手しやすいシャトルも増えて、さうしたものばかり使つてゐた。
だが、やはりクロバーの角付きタティングシャトルは使ひやすい。
最初に何度も使つたからだらうなとも思ふが、大きさがほどよく手の動きが最小限で済むのがいいのではあるまいか。
手に取つたときの感触もいい。
以前、糸を巻いたタティングシャトルをかるく握るとなんとなく幸せな気持ちになる、と書いたことがある。
そのときのシャトルはクロバーの角付きシャトルをイメージしてゐた。
今後はクロバーの角付きシャトルを主に使ふかなあ。
さう思つてゐた矢先、である。
GR-8 Tatting Shuttle を使つてみたらこはいかに。
うーん、使ひやすい。
黒檀でできてゐて、手持ちのプラスチックのボビンに合はせて作つてもらつたものだ。
記録を見ると、、2004年に依頼したとあるから、15年は使つてゐることになる。
みづからの手足のやうに、とはいかないが、そりや使ひ慣れるよね。
といふわけで、GR-8 Tatting Shuttle ではシャトル一つで作るモチーフを作つてはつなげてゐる。
なにになるかは定かではない。
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