9月の読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:589
ナイス数:14
マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)の感想
「才気走ってしゃれた言辞といったものから手を引いたこと」と書いてあるわりには「どこが?」と思う。原文がそうなら仕方がないし、「あくまでも原文を尊重して訳した」というのならやはり仕方がないけれど。
読了日:09月12日 著者:M. アウレリウス
数学する人生 (新潮文庫)の感想
現在では「ギリシャは東洋の永遠の敵である。しかしまたしても心がひかれる。」という芥川龍之介のことばにうなづく人も少なくなってきているのではあるまいかと思いつつ読む。岡潔は日本のことなら「ああ、あのことか」とわかると云ったけれど、そう思う人も少なくなってきているのではないかという気がしてならない。しかしてギリシャはやはり永遠の敵なのかもしれない、とか益体もないことを考えてしまった。不明にして岡潔のことははじめて知った。著書に触れてみたい。
読了日:09月20日 著者:岡 潔
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