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Wednesday, 11 September 2019

見返しづらい Bullet Journal

Bullet Journal をつづけてゐて一つ困ることがある。
読み返しづらいといふことだ。

理由としては、まづページにぎりぎりいつぱいに書いてしまふといふのがある。
ぎりぎりいつぱいだし、つめつめに書いてしまふ。
書きたいからだ。

もつと空白を活用すればすこしは見やすくなるのではないかと思ふのだが、つひ、たくさん書きたいのでつめてしまふ。
これまでの手帳がさうだつたからなあ。

でも、読み返しづらい一番の理由は、字が汚いからだ。

できるだけ読みやすい字で書くやうにはしてゐるのだけれど、興が乗ってきたり時間がなかつたりすると、つひつひ字が乱れてくる。

使用してゐるペンは、見出しにはぺんてるのプラマンやモンブランはマイスターシュテックの中細字、または欧風細字(すなはちそれなりに太い)のシュクルを使つてゐて、これはいい。

主に使ふペンには、セーラーの細美研ぎ、パイロットのキャップレスデシモの極細、パイロットのカクノの極細を使用してゐる。
5mm方眼のマスに書くので、ここはやはり極細だらうと思つてのことだ。

読んだ本や見た芝居などの感想は中屋万年筆の細軟や中軟、アウロラはネブローザの中字を使ふこともある。
ネブローザは中字ながらわりと細い線が書けるのでそこは問題ないと思つてゐる。
休みの日はパイロットの石目の細字を使ふこともある。

使ふペンがきまつてゐないからいけない?
それも考へてはみたが、どうもそれが原因ではない気がする。
といふのは、見開き全体を見出し以外はおなじペンで書いたページもそんなに見やすくはないからだ。
やはり字が汚いのがいけない。

古来、字がきれいなことは必要なことだつた。
少なくとも貴族階級や官僚にならうなどといふ層にとつてはさうだつた。
平安時代の貴族は自筆の和歌を取り交はしてゐたのだし、中国では字が汚いからといふので科挙で落とされて、その後毎日一千字書いて練習したといふ人の話を聞く。

先月大英図書館のWritihg: Making Your Marks 展に行つたときも、就職のために字を書けるやうにしやう、それもうつくしい字を書けるやうにといふ教則本が展示されてゐた。

それが近年ではそんなに必要な技能ではなくなつてしまつた。
人はもうほとんど手で字を書かない。
欧米の学校では筆記体を教へないことにするところもあると聞く。
手で書く人はゐて、でもそれは趣味といはうか好みの範疇におさまつてゐるやうに思ふ。

検索をするなら絶対テキストファイルに落とすかWebページやblogとしてWeb上にあげておくのが一番だ。
ただ、見返すといふことになると、やはりノートや手帳の形の方が見返しやすい。

このジレンマよ。

とりあへず、字はもうちよつと丁寧に書くことにしやう。
と、毎回思ふのだが、書きたいことがたくさんあると、やつぱり量を稼がうとしてしまふんだよなあ。

所詮、不器用だからさしてきれいな字は書けまいが、少しは気にしてみることにしやう。

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