虫も死ぬ暑さ
日々暑い。
梅雨明けから一週間、多少慣れてきたやうな気もするが、やはり暑いものは暑い。
暑いときはなにを編みますか。
といつて、いまは全然編む気がしないとはここ二週間ばかり書いてゐるとほりだ。
イガの問題である。
アヤシい毛糸を処分しなければ。
それに、なんかもう、あみもの、どうでもいいかな。
さう思つてゐたはずが、ここ三日ばかりそのイガを見かけない。
この期間、成虫になるタイミングのサナギがゐなかつたのだらうか。
それは考へられる。
とはいへ、その前は一匹退治てはまた一匹見かけるといつた状態だつた。
をかしい。
もしかしたら、イガは暑さにやられてしまつたのだらうか。
以前、Web検索をしたときに、四十℃を超えるとイガは死ぬ、といふやうなことが書いてあつたやうな気がする。
いや、四十五℃だつたか。
気になるならググれよ、といふ話だが、ググると写真が出てくるのでちよつと気が引ける。
いづれにしても、高温になるとイガは死ぬのらしい。
ここのところひどく暑かつたし、家を閉め切って出かけたりしたら室温が四十℃くらゐにはなつてゐたかもしれない。
さう思ふと、ここ数年、夏のあひだ蚊に刺されることが減つたことに気がつく。
ほとんど刺されなくなつた。
蚊も、暑いと出てこなくなるんだらう。
そんなことを云つてゐる人がゐた。
どうやらゴキブリなどもさうなのらしい。
この苛酷な暑さは、虫にも多大な影響を与へてゐるんだなあ。
とはいへ、こんな暑さはもうここ数年はあたりまへのことで、そのたびにイガは死んでゐるのだらうがまた出てくる。
きつと卵や幼虫は丈夫なのだらう。
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