飲まなくても平気
ここのところ飲んでゐない。
最後に飲んだのがビールで、八月三日のことだ。
なぜ飲まないのかといふと、熱中症になるのが怖いからだ。
アルコールで脱水症状とか、洒落にならない。
実際、昼間といはうか比較的早い時間に飲酒した人がその夜脱水症状に陥つた、といふ話も聞くし。
おそろしい。
「お水も飲めばいいのよ」といふアドヴァイスも受けたが、結構な量を飲む必要がある気がする。
なかなかさううまくはいかないんだよなあ。
そんなわけで、自分は飲まなくても大丈夫なんだな、と、今更ながら思つてゐる。
時々飲みたいなと思ふこともないわけぢやないが、しかし熱中症への恐怖の方が先に立つ。
よかつた。
まだ依存症ではないらしい。
薬物については、摂取する人にはみな依存症になる可能性がある、といふ。
そりやさうだ。
摂取しない人に可能性があつたらびつくりだ。
自分はひどく克己心といはうか、決意といはうか、さういふものが弱い人間だ。
すぐかんたんで楽な方に転んでしまふ。
ゆゑに、ほかの人よりも依存症になる可能性は高いだらうと思つてゐる。
だつたら飲むのやめなさいよ、といふ話だが、それができたら苦労はしないのだ。
……といふことはやはり依存症に一歩踏み出してゐるのだらうか。
とりあへず、もうちよつと涼しくなつてきたら飲むつもりでゐる。
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