7月の読書メーター
7月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1480
ナイス数:29
教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」 (講談社現代新書)の感想
帯に「「観るだけ」の人に贈る」とあるのだが、対談と駒作りのくだり以外は「やっぱり指せなきゃね」という感じがしてしまう。観戦記事を楽しむにもある程度指せないと面白くないのではないかと一度も将棋を指したことのない人間として思う。日曜日の朝、ぼんやりとプロの対局を見るのは楽しい。なぜなのか、その答えはこの本にはない気がする。
読了日:07月01日 著者:羽生 善治,梅原 猛,尾本 恵市
The Code Book: The Science of Secrecy from Ancient Egypt to Quantum Cryptography (English Edition)の感想
「踊る人形」をはじめて読んだ時に「暗号ものは原書で読まないとダメ」ということを身をもって知った。「暗号解読」も読んだけれど、そういうわけで読んでみた。この本を読んで「イミテーション・ゲーム」も見たけれど、Colossusのことをもっと知りたいな。そうしたさらなる知識への欲求をかきたてる本だと思う。
読了日:07月17日 著者:Simon Singh
スウィングしなけりゃ意味がない (角川文庫)の感想
ご時世がご時世だけに「何もしないとこういうことになる」という読み方になってしまったのが残念だ。また機会を見て読み直そう。でも今後はいつ読んでも「何もしないとこういう目にあう」という読み方になってしまうのかな。「世界は日の出を待っている」で終わるのが救いなのだと思いたい。
読了日:07月23日 著者:佐藤 亜紀
バレットジャーナル 人生を変えるノート術の感想
ここのところわりとよく出会うストア派を志向するタイプなのかな。考えてみたらRapid Loggingってストイック(ストア派の、という意味ではなく)な感じがするかも。人目を引く華美なイラストへの注意喚起もあって、ちょっとばかり我が意を得たりと思ったりもした。
読了日:07月25日 著者:ライダー・キャロル
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