読まない人々
今朝、「あさイチ」を見てゐたら衝撃的なことがあつた。
人は麦茶の箱に書いてある麦茶の作り方を読まない、といふのだ。
しかも、インスタントラーメンの袋に書いてある作り方も読まないといふ。
もちろん、「あさイチ」でさう証言してゐたのは、麦茶のおいしい入れ方を習つた一般の人(を演じるどこぞの劇団員といふ可能性もある)と、ゲストで来てゐたとおぼしき二人の三人だけだ。
でも、すくなくとも、書いてあるのに読まない人がゐる、といふことだ。
最近はスマートフォンを使ふのにも長々しい使用許諾書のやうなものを読まねばならない。
EUの一般データ保護規則(GDPR)に併せて、変更になつた利用許諾書を読むのが面倒くさくてポケモンGo!もどうぶつの森ポケットキャンプもやめてしまつたやつがれのやうな人間は少数派なのかもしれない。
それともみんな、あれを全部読んで理解してゐるのだらうか。
できないのはやつがれだけ?
さうなのかもしれない。
世の中には文字が書いてあると読まずにはゐられないといふ人もゐるのになあ。
展覧会などに行くと展示物はろくろく見もせずに題名と作者とちよつとした説明文を読んですませてしまふ人も多いしなあ。
この違ひはどこからやつてくるのだらうか。
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