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Friday, 15 March 2019

「怪奇大作戦」最終回から五十年

先週の土曜日が「怪奇大作戦」の最終回「ゆきおんな」の放映から五十年の日だつた。

三年前は「ウルトラマン」、一昨年は「ウルトラセブン」放映五十周年といふことで、あちこちでもりあがつてゐたやうに思ふのだが、去年の「怪奇大作戦」五十周年はあまりもりあがつてゐなかつたやうな気がする。

八月にポプリホール鶴川でセレクト上映会があつたくらゐなんぢやあるまいか。
単に情報不足で知らなかつただけなのかなあ。
それは残念だ。

落語では三年前は「ウルトラ落語」、一昨年は「ウルトラセブン落語」があつたが、去年は「怪奇大作戦落語」はなかつた。
もしかしたらどこかの落語会で誰かが「怪奇大作戦」的な噺をかけたかもしれないが、自分が行けた限りなく狭い範囲ではなかつた。

去年はなぜか「ウルトラセブン落語」がまたあつて、その席でお囃子の恩田えりが「怪奇大作戦」好きといふことで「恐怖の町」を弾いてくれた。
落語界には柳家小はだといふウルトラ好きな(ゆゑにまことに前途有望な)前座がゐて、この落語会の太鼓などはすべて小はだがたたいてゐたのだが、「恐怖の町」のときだけは柳家喬太郎が代はつてたたき、とてもノリノリだつたことを覚えてゐる。

この落語会は「怪奇大作戦」放映開始五十周年の翌日だつたかで、恩田えりが五十周年記念のその日に家で「怪奇大作戦」を見た、といふ話をしてくれた。
ほんとは全話見たいけれど時間もないので第一話である「壁ぬけ男」と「京都買います」とを見た、とその場では話してくれた。
「死神の子守唄」も見たとあとで知つた。

うーん、なんで「怪奇大作戦」五十周年イヴェントはないのでせうね。
リメイク作品だつてあるくらゐの番組なのに。

と思つてゐたら、つひ先日「怪奇大作戦の挑戦」といふ書籍が発売されたのだといふ。
まだ実物を見てゐないが、もちろん求めるつもりだ。
求めるつもりだが……表紙からしてちよつと怖いよね。「呪いの壷」の統三さん。まあ「狂鬼人間」の大村千吉よりはマシだけれども。

さう、怖いから「怪奇大作戦」は全話を見てはゐないのだ。残念ながら。
だつて「壁ぬけ男」がすでに怖いもの。キング・アラジン。
「青い血の女」とかも絶対無理。まづ無理。
さう云ひながらちよこちよこ見てもゐるわけだけどさ。

でもなんとなくこー、不条理な話が好きな所以は「ミステリーゾーン(Twilight Zone、ですな)」とか「怪奇大作戦」のせゐなのではないかといふ気がするのだつた。
恐がりなのにねえ。

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