タティング道具入れとしてのがま口
濱野のがま口、ナティカFを新調した。
以前は紺色といはうかネイヴィーといはうか暗い青だつたが、今度はロイヤルブルーとかロンドンブルーと呼ばれる明るい青にした。
かばんの中で見つけやすいからだ。
最初に「がま口、いいなあ」と思つたのは濱野のナティカFだつたやうに思ふ。
銀座の大和屋で見かけて、手に取つてみたところ、なぜか気に入つた。
そのときは財布に大きく絵のついてゐるものしかなくてあきらめて、後に楽天の大和屋サイトから購入したやうに記憶してゐる。
最初は財布として使つてゐた。
がま口部分とは別に下にファスナーがついてゐて、開くとがま口を開いたときとは別の袋が開く仕掛けになつてゐる。
がま口側に小銭、ファスナー側にお札といつた入れ分けができるやうになつてゐるのが、まづ気に入つた。
そのためか、がま口の財布としては少し大きめな気もするが、使ひ勝手はいいので気にならない。
その後、財布を別途新調してナティカFは使はなくなつた。
このとき、ナティカFにタティング用の道具を入れて持ち歩くことを考へついた。
がま口側にシャトルや糸を巻いたボビン、ファスナー側にクロススティッチ針や糸切りを入れてみた。
がま口側にはちいさな内袋がついてゐて、マジックスレッド用の糸を入れておくのにちやうどいい。
もともと使つてゐた財布はいい感じに光沢も出て、くつたりとしてよく手になじんでゐる。
今度の財布もそれくらゐ使ひたいものだ。
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