早く寝たい
毎朝、今夜こそは早く寝やうと思ふ。
帰宅して食事をすると、早くも眠たい。
いま眠れたら、と思ふが、さうもいかない。
夕食の片づけがあるし、入浴もしなければならない。
することはたくさんある。
さうして過ごしてゐるうちに、眠気はなくなつてしまふ。
あれもしたい。
これもしたい。
かくして睡眠時間が遅くなる。
布団に入つても即眠りにつけるわけではない。
かくして朝を迎へ、今夜こそは早く寝やうと思ふ。
負のループである。
早めの就寝が実行できない理由に、「布団に入つたところで眠れるとは限らない」といふことがある。
寝付きの問題もあるし、夜中に目が覚めてしまふといふ問題もある。
せつかく早めに布団に入つてもいつまでも寝付けなかつたり、夜中に何度も目が覚めてしまつては眠つたことにはならない。
さう考へると、早く就寝したところでなにもいいことはないこともあるよな、と思つてしまふ。
ここらへんの問題が解決したら早めの就寝をもうちよつと心がけるやうになると思ふんだよなあ。
八時間睡眠などと誰が決めたのだらう。
そんなことを云はれるものだから、眠れないことに過敏になり、ひどく寝穢くなつてゐる気がする。
電車が遅れやうものなら「自分の睡眠を邪魔するとは!」と思つてしまふ。
なんとかしてもつと寝たいものなのだが。
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