1月の読書メーター
1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1525
ナイス数:33
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)の感想
熱は高温のところから低温のところに伝わる。故に情熱(enthusiasm、だろうか)のある人からそれほどでもない人に伝わる、とある。そういう感じで自分のメモへの情熱がほかの人にも伝わるといい、というところに興味を惹かれた。
読了日:01月14日 著者:前田 裕二
にぎやかな未来 (角川文庫)の感想
普段は「他人を羨んではいけない」「己の力ではどうしようもないことを呪ってはならない」などと自分を律しようとしているけれど、でも、どうしようもないことってあるよね、と、筒井康隆を読むと思う。突然筒井康隆が読みたくなって手に取った。星新一の解説もおもしろい。
読了日:01月16日 著者:筒井 康隆
辞書をよむ (平凡社新書)の感想
かつて知らないことばをノートに書き付けて辞書を引いて意味を付け足していたことがある。辞書ってそんなところから生まれたのかと感慨深く読む。自分が辞書に惹かれるわけは「過去の方向へのひろがり」にあるのかもしれないな。
読了日:01月18日 著者:今野 真二
呼吸の極意 (ブルーバックス)の感想
昔から呼吸には苦労していて、腹式呼吸は覚えたけれど、どうも日々息を吐くことがうまくできていない気がしている。吸気大事というこの本はちょうどよかったともいえるけれど、いままでうまくできなかったものがうまくできるかどうかは謎。
読了日:01月18日 著者:永田 晟
赤江瀑の「平成」歌舞伎入門 (学研新書)の感想
時代が変われば人も変わるし人が変われば歌舞伎も変わる。江戸時代の歌舞伎といまの歌舞伎とは違うし、おそらく終戦直後の歌舞伎といまのそれとも違うだろう。変化についていけるかどうかだな、個人的には。ほんとうは書きたいことがあるだろうにズバリ書けない歯痒さのようなものを感じるのは深読みのし過ぎだろうか。襲名ラッシュの所以もちょっとわかった気がする。
読了日:01月21日 著者:赤江 瀑
Foundation (The Foundation Series)の感想
クルーグマンが経済学を選んだ理由が心理歴史学だったと聞いて再読したいと思っていた。
忘却とは忘れ去ることなりで、「こんなにおもしろかったっけか」と思いながら読む。続きが楽しみ。
読了日:01月29日 著者:Isaac Asimov
世の中ついでに生きてたい (河出文庫)の感想
やっぱり高座が一番おもしろいかなと思いつつも息子の名前は木村忠吾からつけたとか初代播磨屋の俊寛が好きで役者になりたいと思ったとか云われるとなんだか嬉しくなってしまう。山藤章二が云っていたと書いてあるように志ん朝はどちらかというと先代文楽に近いところがあるように思うが、直接習ったことはないというのもこの本で読んだ。勘九郎時代の十八世勘三郎との父について芸についての話が好きだ。
読了日:01月30日 著者:古今亭 志ん朝
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