その日のうちに就寝
休みが明けてからも、「その日のうちに寝る」を毎日目標に掲げてゐるのだが、まだ守れた試しがない。
そもそもムリなのではないかといふ気もする。
ここでも何度か書いたとほり、夕食を削るくらゐのことをしないと、その日のうちには就寝できさうにない。
眠るのは嫌ひではない。
布団は気持ちがいいと思ふ。
朝、できることならこのまま布団から出たくないと、つねづね思ふ。
どうしてこの朝の気持ちが夜まで持続しないのだらう。
なぜ寝なければならない時間になると「もうちよつと起きてゐたい」と思ふのか。
夜になつたら「ちやつちやと布団に入らう」と思へればいいのに。
日中、したいことができてゐないのが問題なのかな、とも思ふ。
起きてゐる時間の大半は職場で過ごしてゐて、自由がきかない。
職場への行き来にかかる時間もバカにならない。
この時間を有意義に過ごさうと、本を読んだり音楽を聞いたりしてゐるが、それにはちよつと時間が足りない気がする。
突きつめていくと、「自分はなにがしたいのだらうか」といふところにたどりついてしまつて、二進も三進もいかなくなつてしまふ。
おそらく、これといつてしたいことはないのだ。
ないのだけれど、なにかしたい気がする。
それこそ、あみものだとかタティングだとか、したいことはたくさんある。
ぢやあそれをしたら満足できる?
「今日はたくさん編んだ」「今日はモチーフをたくさんつなげた」
それで眠る気になるだらうか。
実のところ、編み出すと、「もつと編みたい」「もつともつと」と思つてしまつて、それはそれで眠れない。
困つたものだ。
一応、帰宅後なにをして過ごしてゐるかといふ記録は取つてゐる。
それを見返してムダを省けばいい。
だが、夜家で過ごす時間くらゐ、ムダなことをしてもいいぢやあないか。
さうも思ふ。
かくして今夜もその日のうちには就寝できないのだらう。
吁嗟。
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