体調に気をつけないとといふ予兆
手作りをする気力がないのかもしれない。
昨日は、Hell's Grannies Hat が進んでゐないと書いた。
理由は、できあがりつつある形が想定したものと違ふこと、ゆゑに編みなほすかそのまま完成させるか決めかねてゐることだとも書いた。
それはそのとほりなのだが、タティングレースのスカーフの進捗状況を見ると、理由はそればかりとはいへない気がしてゐる。
極細毛糸で作つてゐるタティングレースのスカーフは、昼休みのあいた時間を利用してゐるので、ちよこちよこと進んではゐる。
Hell's Grannies Hat のやうに停滞してはゐない。
でもここのところ進み具合があまりよろしくない。
タティングにかける時間が減つてゐるんだよなあ。
以前は文字通り寝る間も惜しんで結んでゐたし編んでゐた。
編まずに結ばずに、なんの人生ぞ、とまで思つてゐた。
それが最近はとにかく睡眠大事といふ風に変はつてしまつた。
睡眠時間もさることながら、布団に入つてゐる時間も不足してゐる。
毎日、起きて、職場に行つて、帰ってきて、食べて湯あみをして寝るだけ。
そんな味気ない暮らしをしてゐる。
いつたいなんのために生きてゐるんだらう。
つくづくさう思ふ。
昔の人はそんなことは思はなかつたんだらう。
毎日働くのがあたりまへで、自分のしたいこと・趣味などに割く時間はなくて当然だつただらう。
自分もさう思はうとするのだが、なかなかそこまで思ひ切れない。
せめて作り始めたスカーフくらゐはちやんと仕上げたいものだ。
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