12月の読書メーター
12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1325
ナイス数:10
悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)の感想
世の中にはそんなにうつくしい人々がごろごろいるものなのだろうか。こういう趣味を持っていると集まって来るのかはたまた富と権力にものを云わせるのか。だってジュリエットだって相当うつくしいわけでしょう? そう考えると一切は「夢だ夢だ」ということなのかもしれない。
読了日:12月05日 著者:マルキ・ド サド,マルキ・ド・サド
元祖水玉本舗その2の感想
記憶の薄れているものもないわけじゃないが、ほぼ全部覚えている。そんなにゲームに親しんだわけじゃないから知らないゲームばかりなんだけど、雑誌で知識を補いつつこの連載を読んでいたんだろう。「年を取ってもワンフェスとかに行ってそうな気がする」という旨のことを書いていて、いま読むとなんとも云えない気分だ。
読了日:12月09日 著者:水玉螢之丞
Reading the OED: One Man, One Year, 21,730 Pagesの感想
どんな情熱がこんなことをさせたのかと思いながら読んでみたが、さほど情熱を感じることはなく、そういや情熱(passion)は受け身(passive)と同義語だったな、などと思う。なにかをやりとげようと思ったら情熱よりもなにか自発的なものが必要なのかもしれない。
読了日:12月22日 著者:Ammon Shea
理系のための「実戦英語力」習得法 最速でネイティブの感覚が身につく (ブルーバックス)の感想
ここに書かれているような英語力が必要な人ってどれくらいいるんだろう。自分は理系ではないし、考えてみたら英語ができなくても全然困らない生活を送っている。この本にも書いてあるけれど、ほんとうに必要にならないと身につかないし、ほんとうに必要になったら身につくのだろう。でもとりあえず英英辞典を引っ張り出してくるつもり。
読了日:12月26日 著者:志村 史夫
オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題: 「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)の感想
「巧言令色鮮なし仁」は通用しない。口から出まかせも無理のようだ。脳内に取り入れた知識を如何に関連付けられるか、それも速く確実に、という感じなのかなあ。こういうのって幼い頃から訓練しないと無理じゃない? 親や家庭に負うところが大きくない? だから解説にも「公立学校に通う生徒のことも考えて」なんて書いてあるのかな。
読了日:12月31日 著者:ジョン ファーンドン
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