進まない
タティングレースのスカーフも停滞気味だ。
知れず気分が落ち込んでゐるのかもしれん。
昨日も書いたペパーポット帽子の飾り用のリボンでも作つてみやうか知らん。
正確な長さは帽子本体ができて見ないとわからないけれど、気に入つたエジングを探してちよつと作つてみるといふのはいいかもしれない。
留める部分にちよつと大きめのモチーフを配することを考へて、エジング自体はシンプルなものがいいかもしれんなー。
と、かう考へてゐるときは楽しいわけだ。
しかし、なかなか着手できない。
着手できる人とできない人とで違ひが生じるわけだな。
結局、手仕事系のものは数をこなさないとうまくいかないものだからだ。
口だけで「かういふ小説を書きたい」「こんなマンガを描きたい」といふだけでは永遠に小説やマンガをものすることはできない。
着手して完成させたものだけが次に進めるのだ。
わかつちやゐるけどやめられない、と歌つたのは植木等だが。
わかつちやゐるけどやりだせない。
困つたものだ。
幸ひ、スカーフは職場で昼休みに作ることをもつぱらにしてゐるので、家ではエジングに挑戦してみるかな。
さうするとますます羽織が進まなくなるわけだが。
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