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Monday, 17 December 2018

編み出せない

袖なし羽織はあまり進んでゐない。
編むと決めたペパーポット帽子は、まだ毛糸を購入できてゐない。
モンティ・パイソンを見直しては「ペパーポットのかぶつてゐる帽子にもいろいろあるよなー」と思つてしまつて、な。

パイソンズの演じる女性は外出時に帽子やスカーフで頭を覆つてゐることが多い。
当時はさういふものだつたのだらう。
QUEENの"I Want to Break Free"のプロモーションヴィデオにおけるジョン・ディーコンの扮装がペパーポットの出で立ちの一種にかなり近い。
全身黒づくめで黒い帽子のそんなに広くない淵にリボンだとか花だとかを飾つてゐるのがそれだ。

黒い帽子自体はパピーのクイーンアニーで編むことをだいぶ前に決めてゐて、ずつと飾り部分で悩んでゐる。
かぎ針編みでアイリッシュクロシェにあるやうな六弁の薔薇のモチーフと葉のモチーフとをつなぎあはせて作りたいと思つてゐるのだが、これに使ふ毛糸が思ひつかない。
花の色はスイートピーのやうなものを考へてゐて、それに合ふやうな色番を持つてゐる毛糸がわからないんだな。
店頭に探しに行けばいいのかもしれないけれども。
それとも象牙色のやうな毛糸一色で編まうか知らん。それもよささう。
それだつたら毛糸の選択に迷ふこともなささうだし。
でも編んでゐて飽きるんぢやあるまいか、といふ不安もある。

花と葉はあきらめて、タティングレースでリボン状のエヂングなど作らうか。
それもいいかもしれない。

飾りはいろいろ作るとして、とりあへず帽子部分だけでも編むか。
それには毛糸を入手しなければ。
そんな感じでなかなか進まない。
この状態がもう五年ばかりつづいてゐるので、まだしばらくは続くかもしれない。

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