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Tuesday, 11 December 2018

極細毛糸でタティングは危険かもしれない

タティングレースのスカーフは細々つづけてゐる。
いまはこんな感じ。

Tatted Scarf in Progress

こんなバイアスでどう使ふの、と思ふが、なんとなくバイアスにしたかつたのだ。

盛本知子が「最近の極細毛糸はタティングに向かない。切れてしまふから」と語つてゐた、といふ話はここに幾度か書いたと思ふ。
そのときは、ベビー用の毛糸の話をしてゐるのだと思つた、とも書いた。
その時点でPuppy New 4Plyでタティングレースのスカーフを作つたことがあつたからだ。
藤戸禎子が出産祝ひのベビー用極細毛糸でタティングレースのショールを作成して受賞したことがあるのはつとに有名だ。
そのショールを前にしての発言だつたので、「ベビー用毛糸の極細ではさういふこともあるのかもしれない」と思つた。

といふのも、先日たうとう糸を切つてしまふといふ事態に直面したからだ。
毛のもけもけしたものが絡まつて、それで糸が太くなつてしまつて引けなくなり、切れてしまつた。
いままでももけもけが絡まつて糸が太くなつてしまふことはしばしばあつたのだが、それでもなんとか糸は引けてゐた。
今回は糸が太くなりすぎてしまつたんだなあ。
毛のもけもけは多少のことなら引けば細くなるのでいままでは引けてゐたのだつた。
限界を超えてしまつたことに気づかなかつたんだな。
反省。

やはり極細毛糸はタティングに用ゐると切れることもある。
作品によつてはより切れやすくなることもあらう。
いま作つてゐるモチーフについては、以前もおなじものでスカーフを作つてゐるので比較的切れにくいと思つてゐる。
毛のもけもけができづらいともいへやう。

あるいは各人の癖のやうなものによつても切れやすくなることもあるのかもしれない。
もしかすると自分のタティングの仕方はそんなに毛のもけもけができないタイプの流儀なのかも。
無手勝流ですけどね。

この先何ヶ月かはタティングについてはこれにかかりきりかなと思ふ。
そのうち暑くなつてどうにもならなくなつたりするのかもしれないが、そのときはそのときだな。

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