三角ショールを編むとして
指なし手袋も模様部分が完成してもう終はりが見えてゐる。
次になにを編まうかと思つたときに、三角ショールが編みたいなと思つた。
そこでハードディスク(ではもうないのだが)に保存してゐるフリーパターンのショールとマフラーとを見たのだが。
うーん、ピンとくるものがない。
ピンとくるものがないといふよりは、いま、編み図や編み方と首つぴきであみものをする気力がない。
これはよくあることだ。
ここ数年はずつとかうな気もしてゐる。
レース編みなどの編み図と首つぴきで編まねばならないものに挑戦できない。
思へば最後に編み図を見ながら編んだのはなんだらうと思つたら、今年の一月頃編んでゐたベルント・ケストラーのミトンだつた。
でもなあ、あれはそんなに編み図と首つぴきでなくても編めたしなあ。
タティングレースのドイリーやヨガソックスにも編み図はあつたが、一度覚えてしまへばあとはくりかへしなので首つぴきといふわけではなかつた。
ボスニアン・クロッシェのショートスヌードも然りだ。
候補としては、Danish Shawl、Multnomah、Baktus といつたところか。
Multnomah と Baktus とは以前編んだことがある。
求めてゐるのは、三角でできればてろんとしたできあがりになるもので、可能な限り大きくしたい、といふことだ。
毛糸は Opal のソックヤーン100g一玉。
Danish Shawl は模様を覚えるまでは編み図と首つぴきかなあ。
Multnomah は途中までは増し目をしながらガーター編みでそのあとは Feather and Fan なのでそれほど編み図を見る必要はあるまい。
Baktus は増し目さへ間違へなければいいのでこの中では一番楽だが、真ん中まで増し目で以降は減らし目なので減らし目に入るところを誤ると糸が足りなくなるといふ恐怖が待つてゐる。
あとは糸との相性で、Multnomah の名前は地名から来てゐて、緑系のイメージのショールだ。
Danish Shawl と Baktus とはまあ好きな糸で編めば、といふ感じだらうか。
Multnomah だつて何色で編んでもいいのだらうが、写真があまりにすばらしいので、ね。
三角形でてろんとしたできあがりでできるだけ大きいといふと、Lacy Baktus なんかがぴつたりな気もしてゐる。
あと、あまりレース模様つぽくないものがいいとも思つてゐる。
うーん、さうすると Baktus か。
今夜あたり指なし手袋が編み終はる予定なので、三角ショール用の毛糸を出してきて考へるかなあ。
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