できたもの・しかかり中のもの
Opal のソックヤーンで編んでゐた Lacy Baktus を仕上げた。
最後、やはり糸が足りなくなつてしまつたので、アシンメトリーといふことにした。
残つた糸は合はせても10cmあるかないかだ。
糸が余るやうなことがあつたら編んでつくるポンポンでもつけやうと思つてゐたが、残念ながら今回は見送つた。
Lacy にかぎらず Baktus はなかなか使ひやすいマフラーになるので、そのうちまた編んでゐるやうな気がする。
仕上がつたのはいいが、そのあとなにを編むか決めてゐなかつた。
いろいろ考へた結果、一昨年の秋冬に編み始めた袖なし羽織をいい加減なんとかしやうといふことになつた。
袖なし羽織は一玉くらゐしかあまつてゐないローワンのフェルテッドツイードをかきあつめてきて編んでゐる。
基本的には一玉編みきつたら次の糸といふことにしてゐて、色も合はせて買つたものではないのできあたりばつたりの滅茶苦茶な配色だ。
一昨年、とりあへず半身といはうか、前後身ごろの左側だけ編んだ。
右側は編みながらくつつけていくつもりでゐて、そのとほりに編んでゐる。
色の順番が問題だつたが、なんとかなるだらう。
いづれにせよ、家でしか着ないのだし。
身ごろの左側だけでもそれなりに長さがあつて、それだけでストールに使へさうな感じだ。
肩に羽織ると実にあたたかい。
もうこのままでもいいかな、と思ふこともあつた。
といふのは、身ごろを編むのも結構大変だからだ。
フェルテッドツイードを六号針で編んでゐて、一段77目ある。
編んでゐるとひねもすで、いつできあがることやらとちよつと気が遠くなる。
織物だつたらあつといふ間だらうにねえ。
まあ織物の場合は経糸を張るなどいろいろと手間があるわけだけれども。
それでも羽織にしやうと思つたのにはいくつかわけがある。
ストールにしても十分あたたかいのだから、ちやんと羽織にしたらもつとあたたかいものができるだらう、といふことがひとつ。
これをプロトタイプとして次の羽織を編んでみたいといふことがひとつ。
あとは、とりあへず編むものを思ひつかなかつたから、といふのがひとつだ。
羽織、今後も編むかな、といふことはあるのだが。
といふのは、もし編むとしたら、それなりの分量の毛糸が必要だ。
我が家にはくつ下を編むやうに100g程度の毛糸はいくつもあるのだが、生憎と着分の毛糸といふのはほとんどない。
つまり、羽織を編むとしたら寄せ集めの毛糸で編むといふことになる。
買つてもいいけれど、これ以上毛糸を増やしても、ねえ。
と云ひつつ、実は shrug を編むのに毛糸を買はうと思つてはゐるのだが。
いづれにせよ、羽織といふものは編んだことがない。
一度は編んでみたいと思つてゐる。
おまけに Serpentine Mitts の写真をば。
確かこのblogには載せてゐないはずなので。
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