三歩進んで二歩下がる
ボスニアンクロシェは編んではほどき編んではほどきでなかなか進まない。
「ボスニアンクロッシェのこもの 北欧のかわいい手編みテクニック」からショートスヌードを編んでゐる。
編み始めたのが九月三十日。もう一週間以上たつが、一進一退をつづけてゐる。
なぜといつて、間違へたといふのでほどくからだ。
このショートスヌードは表目と裏目を三目づつ三段編み、四段目で表目と裏目とを入れ替へる模様だ。
ボスニアンクロシェは斜行する。
それを踏まへて編んでゐるつもりで、ときどき間違へる。
そして間違へたことに気づかずに数段編んでしまひ、気づいたときには手遅れで、ほどくことになる。
それで進まないといふ寸法だ。
そもそも、ボスニアンクロシェを編むのに時間がかかる。
これはやつがれ個人の問題かと思ふが、右手にかぎ針を持ち右手で針に糸をかけるので、通常のかぎ針編みよりは時間がかかるわけだ。
本には右手の人差し指に糸をかけて針に引つ掛けるやうにすると書いてあるが、この方法だと手がどんどんきつくなつてゆく。あ、もちろん、これは個人的な問題である。
それで最初のうちは棒針編みで右手で糸をかけるときのやうにしてゐたのだが、これだととにかくはかがゆかない。
いまは左手で編み目を抑へつつ、右手の人差し指に糸をかけて編む練習をしてゐる。
ボスニアンクロシェの編み地は密でしつかりしたものになる。
ダイヤエポカで編んでゐて、そんなに地が厚いといふ感じはない。
目が密だからあたたかくなるのかなあ。
ちよつとできあがりが楽しみである。
それにしても、もうあみものかタティングかどちらかにしやうと思ひ、さらには棒針編みかかぎ針編みかどちらかにしやう、さうしないと時間が足りないと思つてゐるといふのに、なんでまた新たなことをはじめちやふかな。
ノールビンドニングもしたいとは先週も書いたとほりだ。
困つたものだ。
ヨガソックスもぼちぼち編んではゐる。
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