輪編みの作り目
ところで人は輪編みのときの作り目をどうしてゐるのだらうか。
現在、ヨガソックスを編んでゐて、もうすぐ片方編み終はる。
もう片方編むのに作り目をすることになるわけで、そんなことを考へてゐる。
これはあくまでも自分のやり方で、どこで見て「さうするといいのか」と覚えたものだ。
どこで見たのかは記憶にない。
本ではなかつた気がする。
Webで見たとすれば、多分blogなどなかつたころのことだと思はれる。
最初から輪編みで編むときの作り目は、一目多く作る。
輪にしたあとの段で端の目同士を一度に編む。
輪にしてすぐ端の目をもう片方の端の目にかぶせる方法も試してみたが、次の段で二目一度の方が自分としてはうまく輪にできると思つてゐる。
四本針や五本針、輪針を使ふ場合でも二本使つて編む場合やマジック・ループの場合は、編み始めの目を針の右端にはおかないやうにする。
少なくとも最初の数段はさうする。
たとへば五本針を使つて全部で68目作つて16目づつ針に分配するとして、編み始めの数段は15目・16目・16目・17目にし、4本目の針に最後にかける目が1目めになるやうにする。
かうすると、編み始めと編み終はりとのギャップが小さくなるからだ。
手袋などで親指部分の目を休めて次の段で作り目をするときなどもおなじやうにしてゐる。
輪ばりで編む場合は、最初の数段は針にリングをかけないやうにする。
リングは最初の目にかけておいて、ギャップなく編めてるなーと確認できてから針にかけるやうにする。
そんな感じかなあ。
おそらく、ほかにもあれこれきれいに編む方法を編み出してゐる人は多からう。
あまり本では見かけないし、編み図などを見てもさうなので、敢て書いてみた。
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