くつ下編みの醍醐味
Puppy のブリティッシュファインで編んでゐるヨガソックスは、やつとかかと部分の伏せ留めをして、甲の部分に入つた。
まだもう片方を編まねばならないが、だいぶ進んだ気分である。
このヨガソックスは 9to5 Socks (rav) を参考にしつつ、かかととつま先とを除いて編んでゐる。
ヨガソックスを編む所以は、冬にそなへて、だ。
この前の冬はずいぶんと寒くて、毎日のやうに自分で編んだヨガソックスを市販のくつ下の上に重ねて履いてゐた。さうでないのときは厚手のくつ下を履いてゐた。
手編みのヨガソックスはいまのところ三足あつて、それだと日々回らないので、追加で編んでおかうといふ寸法だ。
ヨガソックスのいいところは、つま先とかかとといふ一番穴のあきやすい部分を編まないといふことだ。
くつで擦れてダメになるといふことがない。
最近はダーニング・マッシュルームが発売されたこともあつて、くつ下の補修もおもしろいよね、といふことになりつつあるのかもしれない。
でも、個人的にはマッシュルームよりエッグが好きなんだよなあ。
それに、穴をかがるのには縫ひ針様の針を使ふ。
縫ひ針は苦手なんだよなあ。
といふわけで、外に履いていく用にはヨガソックスの方が都合がいいわけだ。
しかし。
実際に編んでゐると、くつ下編みの醍醐味つて、つま先やかかとにあるよな、といふ気がしてくるのだ。
一口にくつ下を編むといふが、かかとやつま先の編み方には何種類もある。
組み合はせを考へたら膨大な数になる。と思ふ。
また、模様のあるくつ下の場合、かかとまで模様を続けて編むものもあつて、まさに千差万別なのだつた。
あー、やつぱり普通にくつ下編まう。
その前にヨガソックスを仕上げなければ。
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