情報カードのレヴュー
また情報カードを使つてみたいなと思つたときに PoIC に出会つた。それが去年の十一月くらゐのことだ。
以来、5×3の情報カードに日々あれこれ書いて暮らしてゐる。
カードも一千枚を数へるやうになつた。
そこで悩む。
このカードをどうしたものだらう。
いまのところ週に二十枚から三十枚くらゐたまつていく。
このままいくと二千枚を越える日も近い。
PoICのWikiを読んでいくと、ちやんと解決法はある。
「再生産する」のページに詳しく書いてある。
問題は、この手法はカードがたまらないとできないことだ。
そして、カードがたまるといふことは数が多いのでレヴューに時間がかかる、といふことでもある。
Wikiでは約二千枚のカードから必要なカードを抜き出して、「PoICについて」のまとまつた文章を作成してゐる。
これは、文章でなくてもよいのだらうと思ふ。
「ちよつとこれは処理しきれないな」と思ふくらゐカードがたまつてきたら、似たやうな内容のカードを取り出してグループ化し、そのグループの内容をまとめたカードを新たに作成する、でいいのではあるまいか。
Wikiには使用したカードは「取つておけば、さらに有用な情報を引き出すこともできます」と書いてある。
でも、捨ててしまつてもかまはないやうにカードを作れば、或はまとまつた文章を作ればいいのぢやあるまいか。
えうはある程度カードがたまつてきたらレヴューしませう、といふことだと理解してゐる。
これは、普段はなんでもメモするためのノートを使用し、折に触れ母艦ノートに必要なことを転記する作業とおなじだ。
違ふのは、メモ用にカードを使つてゐることだ。
カードだとノートと違つて並び替へも容易で、いはわゆる serendipity のやうなものの発生が期待できる。
ただ、カードを整理する際にかなり広い場所が必要であることと、外出先ではやりづらいことを考へると、どちらがいいのかなあといふ気はする。
あとはこういうことをする時間がとれるか、といふことだが。
情報カードを使ひはじめたのだもの、とるしかあるまい。
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