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Friday, 03 August 2018

無手勝流 熱中症対策

熱中症が不安である。

熱中症にかかつた人の談話を聞くと、倒れる直前まで自分が倒れるとは思つてゐなかつた、といふ。これが結構多い。
先日NHKのニュースに答へてゐた九十代の方は、熱中症で倒れるまでは絵を描いてゐたのだといふ。
絵を描くときはいつも楽しいのに、なんだか楽しくないなと思つてゐたら、倒れたといふ。
暑いといふ気持ちはなかつたのださうな。

つまり、熱中症にかかつてゐるかゐないか、自分では判断がむつかしいといふことだと理解してゐる。
かかつてしまつたときにはもう、自分が熱中症なのかどうかわからない状態になつてゐるのかもしれない。
つねに注意してゐるやうでないと、熱中症は防げないのだ。多分。

といふわけで、ぢやあ水分を取ればいいのか、水分だけぢやなく塩分や糖分も取ればいいのか、といふと、それだけではないんぢやないかといふ気がしてゐる。

ニュースなどでは「水分の補給、それと塩分と糖分も」といふやうなことを云つてゐるが、自分のTwitter の TimeLine に流れてくる情報ではそれだけではダメなのらしい。

体温を必要以上にあげないことが重要なのだ、といふ。
どんなに水分を補給しても、たとへ経口補水液を飲むやうにしてゐたとしても、灼熱状態の中にゐてはダメだといふことだ。
暑さから逃げること、逃げられないのだつたら冷たいものを躰にあてて体温を下げるやう心がけること。
それが肝要だ、といふのが、数多流れてきたRTからやつがれが出した結論である。

といふわけで、「この暑さはヤバいな」と思つたら、小振りの保冷剤を手ぬぐひに包んで首筋や腋の下にあてるやうにしてゐる。
ほんたうは鼠蹊部にもあてるといいのらしいが、あてつづけるのがむつかしい部位なのでできるときだけあててゐる。
首筋・腋の下・鼠蹊部にはそれぞれ太い動脈が通つてゐるので、保冷剤で血液の温度を下げるのがいいといふのだ。

さういや救急病棟で高熱を発してゐる人の首筋・腋の下・鼠蹊部に氷枕のやうなものがあてがはれてゐたのを見たことがある。
体温を下げるのに役立つのは疑ひなささうだ。

ただ、これに関しては、「熱中症には首筋・腋の下・鼠蹊部を冷やしてももう手遅れ」といふ内容のつぶやきが Twitter に流れて来もした。
大本は Facebook に書かれてゐたのだといふ。

それで一時は、首筋・腋の下・鼠蹊部を冷やしても熱中症対策にはならない、といふやうなつぶやきも流れてきたものだつた。

でも元の記事をよくよく読むと、重度の熱中症になつてしまつた場合は、といふ話のやうに思へる。
まだ意識があり、自分で水分を摂取できるやうな状態の場合なら効果はありさうだ。
熱中症といふのが発汗などの手段によつて体温を下げることができなくなることで生じる状態なのだとしたら、水分・塩分・糖分を取るだけではダメで、体温を下げるやうな働きかけも必要だ、といふことだ。
さうやつがれは理解してゐる。

そんなわけで、水分の摂取にはげみつつ、せつせと保冷剤を首筋や腋の下にあてる日々なのだつた。
ほかのことなんて、碌々できやしませんや。

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