夏にはポメラ
現在愛用してゐるポメラはDM100だ。
その前にDM10を使用してゐた。
DM10はそれなりに持ち歩いてはゐたものの、あまり使ふことはなかつたやうに思ふ。
理由は、意外とかさばるからだ。
DM10は折りたたみ式のポメラで、ゆゑに小さくはなるのだが、その分厚みができる。
これが思つてゐたよりかばんの中で場所を取るのだつた。
折りたたみ式といふことで、使用してゐる際にキーボードがなんとなくたはむ感じのするのも気になつてゐた。
ほかの人に比べてキーボードを打ち込む力は弱い方だとは思ふのだが、ときに画面表示が遅れるやうなスピードで打つてゐるとそれなりにキーボードにも負荷がかかるのだらう。
そんなわけで、DM10を使用することはあまりなかつた。
DM10を使用しなかつたのだから、DM100も同様だらう。
折りたたみ式ではない初のポメラであるDM100が発表されたとき、さう思つた。
すでにDM10があるのだから、DM100は必要ない。
さうも思つた。
つまり、ほしかつたわけだ。
DM100のいいところはといふと、DM10に比べて薄いといふことだ。
折りたたまないから持ち歩くときに厚みは出ない。
そのかはり幅がある。
だが、B5サイズの資料の入るやうなかばんの場合、幅はあまり気にならない。
薄いからどこにでも入る。
さういふわけで、DM10のときよりも持ち歩く頻度が増えた。
また、折りたたまないタイプなので、キーボードを打つてゐてもたはむやうな感覚はない。
いいぢやあないか、ポメラDM100。
といふわけで、すつかり帳面代はりになつてゐるポメラDM100なのだつた。
いまの時期、なにか書きたいと思つても、手がすぐに汗ばんでしまひ、紙に字を書くのが億劫なことがある。
また、MacBook などだとマシン自体が発熱して熱い場合も多い。
そんなときにポメラを出してきて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくる。
ありがたう、ポメラ。
いつでもポメラ 夏にもポメラ。
そんな感じでひとつ。
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