システム手帳で Bullet Journal
そろそろ来年の手帳が出回る時期だ。
システム手帳で Bullet Journal にするやうになつて、来年の手帳とは縁がなくなつてしまつた。
システム手帳の方眼罫のリフィルに延々とつづけていけるからだ。
ロルバーンのものとか、Bullet Journal を試してみたい手帳もないわけぢやない。
しかし、いろいろなことを考へあはせると、やはりシステム手帳の方がいいのぢやないかといふ気がしてくるのだつた。
システム手帳の方がいい点として、まづ手帳の紙幅がつきるといふことがない、といふことがある。
普通の手帳やノートに書いてゐると、最後のページにやつてくることがある。
これがちやうど月の終はりと重なればいい。
月の初めのあたりと重なると悲劇だ。
Monthly Log を使つてゐた手帳・これから使ふ手帳の両方に作るなど、手間が多い。
残り数ページで月末を迎へる場合は、残つたページがもつたいないなどといはずに手帳を切り替へた方がいいのかもしれない。
でもなかなかそのふんぎりがつかないんだよね。
その点、システム手帳の場合は使つたリフィルは整理して、新たなリフィルを追加すればいいだけだ。
さうやつて endless に Bullet Journal をつづけていくことができる。
次の利点は、Collection Log を自分の好きな単位で作成できることだ。
現在、読了した本、見た芝居、見た映画、聞いた落語の Collection Logs を作つてゐる。
すべて一年単位にする予定だ。
普通の手帳に Collection Logs を作ると、手帳が変はるたびにこれまでの記録を書き写すか、それはそれとして新たに記録をつけはじめるかする必要がある。
システム手帳だと、必要なページはバインダに残しておける。
リフィルを必要に応じて追加・整理できるといふのがシステム手帳を手放せない理由で、また、Bullet Journal にも向いてゐると思つてゐる。
ただ、システム手帳はぱらぱらとページをくるのには向いてゐない。
手帳は、できれば書いた部分をぱらぱらと無意味に眺めて見たいものだ。
少なくともやつがれはさうだ。
さうするとシステム手帳はいまひとつなんだよね。
といふわけで。いま、Moleskine か LEUCHTTRUM のポケットサイズで Bullet Journal を試してみやうかと画策中だ。
ポケットサイズだとすぐ使ひ終へてしまふかもしれない。
でも持ち運びのことを考へるとポケットサイズなんだよなあ。
しばらくはそのことを考へるだけで楽しめさうだ。
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