あみものの終活
腱鞘炎のため編まなくなつて一ヶ月弱。
このまま編まなくなるのかな、とも思ふ。
編まなくなつた場合、毛糸をどうするかが問題になる。
我が家にはひよつとすると一生かかつても編みきれないくらゐ毛糸がある。
それでも毎日編めばなくなるのかな。あまり自信がない。
毛糸は、虫食ひやカビなどがなければ寄付できる。
さう聞いてゐる。
「ちやんと編んでくれる人のところに行くんだよ」と送り出す。
それがいいだらう。
あみもの道具はどうするか。
これといつてヴィンテージなものなどないし、一度は使つたものばかりなので、これは捨てる一手だらう。
もしかすると編み込みをするときに使ふヤーンガイドなんかはほしい人がゐるかもしれないが、自作しやうと思へばかんたんに作れるらしいので気にしない。
残りはあみものの本か。
あみものの本といふのはなかなか再版されないと聞く。
図書館にもないことが多いのらしい。
保存状態はよくないけれど、ほしい人もゐるかもしれない。
以前はあみもの専門の古書店などあつたけれど、いまはない。
それとも探せばあるのかな。
一般的な古本屋に売つてもあみものの本は埋もれてしまふだけかもしれない。
そもそも売れない可能性も高い。
さう考へるうちにめんどくさくなつて廃品回収に出してしまふんだらうな。
いままでの流れからいつてさうだ。
趣味に使用した/するつもりだつたあれこれをどうするかといふことを真剣に考へる時期がきてゐるのかもしれない。
腱鞘炎は、多少よくなつてゐる気もするが、それでもまだ痛い。
注射を打つしかないのかな。
あるいは手術とか。
まあもうちよつと様子を見やう。
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