かたづける快感: あたぼうステーショナリーのペネック
先週の木曜日からあたぼうステーショナリーのペネックを持ち歩いてゐる。
一本差しのペンシースで、ストラップなどを利用して首からさげることができるやうになつてゐる。
一週間使つてみて、かたづけることの気持ちよさつてあるな、と思ふやうになつた。
多分、最初はひらくPCバッグnanoだつたんだと思ふ。
ひらくPCバッグnanoは、職場で引き出しが使へなくなつて、それで購入した。
ひらくPCバッグnanoの口を開けた状態で机の上に置いておくと、手帳や筆記用具などを即取り出せる状態でしまつておくことができる。
きれいに入れればいはゆる「見せる収納」ができるといふ寸法だ。
使ふときに取り出し、使つたらかばんにしまふ。
取り出しやすくしまひやすい。
それになにしろかたづくといふのがいい。
ペネックは、当初は増殖し続けるPILOTのkakunoを持ち歩くために購入した。
万年筆自体もこれ以上増やすまいと思つてゐるのに、kakunoはなぜか増える。
気がつくと十本を超えてゐる。
十本くらゐ、たいしたことないぢやあないかといふ向きもあらうが、やつがれは別段コレクタといふわけでもないし、マニアといふわけでもない。
必要なペンが必要なだけあればいい。
kakunoはちよつと増えすぎた。
増やしたのはやつがれだけどさ。
その増えすぎたkakunoをできるだけ使ひたい、それには毎日或は毎週持ち歩くkakunoをとりかへればいいのぢやあるまいか。
さう思つて持ち歩く筆箱に出し入れしてゐたのだが。
ここにペネックが登場した。
これ、毎日kakunoを入れ替へて持ち歩くのにいいんぢやないか。
さう思つて購入して、そのとほりに使つてみて、これがいい。
なにがいいつて、使つたらしまへるといふのがいいのだ。
それまでは、使ひ終へたペンはうつかり机の上に出しつぱなしになつてゐることもあつた。
どうせまたすぐ使ふからといふのでいちいちペンケースに戻さないことがあるからだ。
でもペネックを使ふやうになつてからは違ふ。
首から下げたペネックからkakunoを取り出し、書いたあとはまたペネックにしまふ。
この流れがとても自然なのがまたいい。
kakunoにはペンクリップがないので、ペネックから取り出すときは一番下の方をつまむやうにして押し出す必要があるが、これはそんなに苦にならない。
目下の悩みは休日ペネックをどうやつて持ち歩くか、だ。
平日は社員証のストラップにつけてゐる。
この土日は、口の開いたかばんの持ち手にストラップを巻き付けて、ペネック本体はかばんの中に入れてゐた。
使ふときはストラップを引けば即出てくる。
この使ひ方もいいけれど、いつもいつも口の開いたかばんを使ふわけでもないしなあ。
しばらく試行錯誤がつづくやうだ。
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