どうしてもうまくできない Chinese Coin Bookmark
涼しいとはなんと偉大なことだろうか。
先週、タティングをはじめてみてさう思つた。
「タティングで七宝つなぎを作りたい」といふ旨のことを書いたあと、実際にやつてみた。
ちよつと涼しくなつたときのことだ。
「ちよつと涼しくなつた」といつても、それまでが暑すぎた。
だが昨日も書いたやうに、寒暖といふのはどうやら相対的なものなのらしい。
あまりにも暑い日がつづいたせゐだらう、ちよつと気温が下がつただけでなんだかとても楽なのだ。
それで久しぶりにタティングシャトルなど取り出してきて、タティングしてみたのだつた。
しかしまあ、久しぶりなのでなかなかうまくいかない。
リングに比してチェインが長すぎるやうに思ふ。
リングとチェインと、スティッチの数はおなじでいいのかなあ。
また、端で折り返す部分のチェインもどうかと思ふ。ここもスティッチが多すぎるのかもしれない。
リング同士をつなぐピコも大きすぎるのかもしれない。このピコはいつも大きくなりすぎるので今回は気をつけて作つたつもりだつたが、やはり大きかつたやうだ。
いづれにしても、久しぶりだからな。
ひとまづ七宝つなぎの練習は端糸の始末もした。
その後、Chinese Coin Bookmark を作り始めたのだが、これがいけない。
Chinese Coin Bookmark はとても好きなパターンながら、これまで成功した試しがない。
一度、途中ピコにつなぎ忘れたのをごまかして完成させたことがあるが、その後はいつも失敗してゐる。
Chinese Coin Bookmark は、円形に近い八角形のモチーフを数枚、スプリットリングを使つて糸を切らずに一列につなぐ。
いいよねえ、糸を切らずにモチーフつなぎ。
かぎ針編みだと連続モチーフ編みといつたところか。
そんなわけでとても好きなのにも関はらず、どうもいつもつなぐ場所やつなぐ位置、スプリットリングの位置などを勘違ひしてしまつてなかなか完成にこぎつけることができないのだつた。
今回もまた同様。
どうしたものかな。
シャトルに巻いた糸はまだ残つてゐる。
Chinese Coin Bookmark に再挑戦するか。
それともしばらくはリハビリと称してもつとかんたんなものを作るか。
さうかうするうちにまた暑くなつてきた。
とりあへずリハビリしてみるかなあ。
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