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Wednesday, 27 June 2018

なにを書き残すか

現在使用してゐる手帳・ノートは三点。
Bullet Journalにしてゐるシステム手帳、一ページ一内容でだらだら文章を書く用の Smythson の Panama、それと5×3の情報カードだ。
ほかにメモ用のRhodiaがある。

最近は、Rhodiaにひとまづいろいろ書き出して、その後見返しつつ情報カードやBullet Journal に転記してゐる。
Rhodiaは、orenz neroとの組み合はせが最強なので使つてゐる。
でもちよつと悩んでもゐる。
転記し終へたメモは捨ててしまふのだが、果たしてそれでいいのだらうか。

PoICだと、メモ用に測量野帳を使用してゐる。
測量野帳だとあとで残る。
ページをやぶいて捨てるとか、一冊まるごと捨てるとか、処分する方法はある。
しかし、見たところPoICでは使用済の測量野帳もとつておいてゐるやうだ。

とつておく理由は、メモを取つたときの状況のよすがとなるものを残すため、だと思はれる。

メモのうち必要なものだけ転記して捨てるといふのは、合理的ではある。
だが、転記してゐるので、必ずしも思考の過程が残るやうな書き写し方をするとはいへない。
メモを残すときは、それを書くに至る思考の過程も一緒に残したい。
PoIで測量野帳をとつておくのはさういふことなんだらうと思ふ。

そして、この思考の過程といふのが案外重要だつたりする。
Bullet Journal と情報カードとは別に、だらだら思ひついた文章を書き連ねる手帳を持ち歩いてゐるのは、おそらくさういふことなのだ。
だらだら書き連ねる文章は可読性には欠けるが、思考の過程を残すといふ意味ではよい。
読めば「ここからかうなつたのか」とわかるからだ。
マインドマップなどは、自分の作つたものなら思考の過程もわかるのだらうけれど、他人が見たらさつぱりわからないんだらうな。
どういふ順番で書いたのか手がかりがないからだ。
それはそれでかまはないのだらうけれど。

さう考へると、メモノートから母艦ノートへ書き写さずに、メモノートの必要なところに色をつけるなどしてわかるやうにして、そのまま母艦ノートとして使用するといふのもありかな、といふ気もしてくる。
実際、一時はさうしてゐた時期もある。

あとはメモノートに書くときの字がもう少し判読可能ならいふことはないのだが。

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