つくしペンケース: 荷物minimumの友
最近、荷物ミニマムのときは、つくしペンケースだけで出勤してゐる。
以前は、Pen & message.の三本差しのペンシースやコクヨのネオクリッツの薄いタイプを使つてゐた。
三本差しだと三本しか入らない。
ネオクリッツでもkakunoが五本がいいところだとは以前書いた。
つくしペンケースだとkakunoが十二本は入る。
それでネオクリッツの薄いタイプとそれほどかさばり具合は変はらない。
筆立てのやうに使ひたいときはネオクリッツ、さうでないときはつくしペンケースといふ風になつてきてゐる。
つくしペンケースは長いことほしいと思つてゐた。
でもその「ほしい」といふ気持ちが強くなるときとさうでないときとある。
たまたま店頭で出会つたのは後者のときだつた。
文房具カフェに行つたら売られてゐたのだつた。
そのときに、買はうかどうしやうかさんざん悩んだ。
そして見送つてしまつた。
これ以上ペンケースを増やして持ち歩くペンを増やしてどうする。
そのときはさう思つたのである。
実際につくしペンケースを手にしてみて、持ち歩くペンを増やすことになることもあるが、減らすことにもなることに気づいた。
冒頭に書いたとほり、荷物を最小限にまとめたいときに、つくしペンケースに入るものだけ入れて持ち歩くやうになつたからだ。
kakunoやセーラーキャンディといつた万年筆七、八本のほか、uniのStyle*fitの三色ペンが二本、修正テープとフリスクフォンといふのが最小限の布陣だ。
ここに一本差しのペンシースに入れた中屋万年筆のペンやラヴァンド、マイスターシュテックなどを入れることもある。
それでも十分薄いしかさばらない。
もつと早く入手しておくのだつた。
ファスナーがほぼ三百六十度ぐるりと開くのもいい。
ペンを取り出すときは頭の部分だけ開けて取り出すことが多い。
便利に使つてゐる。
手芸をたしなむ人は、つくしペンケースに刺繍をほどこしたりするのださうな。
タティングレースのモチーフなどはりつけてみたいやうな気もするけれど、さうするとこのシンプルな味はひが失はれてしまひさうな気もする。
むつかしいところだ。
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