メビウス・スカーフ試行錯誤
Seaweed Vest はなかなか進まない。
あまりに進まないので、メビウスマフラーを編み始めてしまつた連休だつた。
うまくいかないので三回ほどいたのでほとんど進んでゐないけれど。
Cat Boldhi の Cashmere Moebius Cowl (Rav) をもとにしてゐて、これに Mercurial Moebius Cowl をちよつと加味したものにしやうとして試行錯誤してしまつた。
Mercurial Moebius Cowl はメビウスの輪の半分に分散増目、残りの半分に分散減目をほどこしたものだ。
増目側はひろがり、減目側はすぼまるので、ネックウォーマとして使ふなら襟元が閉ぢた状態にできるし、幅を広くとればケープのやうにもなる。
とても好きな形だ。
それにさらに裏表をつけやうとしてゐる。
メビウスの輪状に編むとき、たとへば半分はメリヤス編みにしてもう半分を裏メリヤス編みにすると、メリヤス編み側と裏メリヤス編み側とができる。
メビウスの輪のいいところは裏表がない点なのかもしれないとは思ひつつ、ここはちよつとゆづれないんだなあ。
裏表がないといふことは裏表がないやうに編む、裏表が気にならない柄で編むといふことだ。
でも Cashmere Moebius Cowl の模様はさうではない。
この Cowl はこれまで五枚ほど編んでゐるが、この点がいつも気になる。
身につけるときは半分に折ることも多い。さうすると表目側だけ見せることができるからだ。
今回は片側は広がりもう片側はすぼまるやうに編むので、半分にきれいに折れない。
それでちよつと工夫しやうと思つたわけだ。
糸はオリムパスのブランシェ。確かもう廃番になつてゐると思ふ。
毛九割モヘア一割のとても手触りのよい毛糸だ。
十玉購入して自分史上もつとも大きい三角ショールを編んだ。
そのあまりが三玉ある。
それで首回りのものを編まうと思つたわけだ。
春物や夏物のことを考へることができない。
この冬はここのところとても冷えるといふこともあるし、手元に毛糸がありすぎるからといふこともある。
去年もあまり春夏物は編まなかつた。パピーのピマデニムで夏用のスカーフを編んだくらゐかな。
今年の夏はモチーフを編みためるかくつ下を編んで過ごさうと思つてゐる。
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