Seaweed Vest を編みはじめてみる
「Brave New Knits」からSeawead Vestを編み始めた。
くつ下毛糸で編んでゐたヴェストはやめることにした。
糸が足りなくなりさうだからだ。
そんなわけで、手元に二袋ほどあるダイヤエポカで編み始めた。
20玉もあれば足りるだらうといふ計算である。
「Brave New Knits」は、ブログで活躍するニッターの作品を集めたものだ。
中を見れば「あ、この人のブログ、見てる、この人のもこの人のも」といふ向きもあらう。
自身のblogやKnitty、Ravelryなどで作品を発表してゐる人々、といふくくりなのかと思ふ。
この本の中で編みたいなと思ふものはみな絹混だつたりして、糸がちよつと高価なものが多い。
それでなくても海外の糸は割高になりがちである。
作品紹介の文章などを読むと、絹が混紡されてゐることで模様や作品にいい影響を与へる、てなことが書いてあるのだが、残念ながら絹混の毛糸は手元にない。
あつてもほんのちよびつとかレース糸かだつたりする。
そこでゲージの近さうな糸で手持ちにたくさんあるものといふことでダイヤエポカの出番といふこことになつた。
なんとなく分厚い地のヴェストになりさうだが、ま、いいか。
Seqwead Vest は、表目と裏目とで編む海藻のやうな模様のヴェストである。
襟ぐりや袖ぐりがi-cordを用ゐた伏せどめになつてゐて、本の写真で見るとすつきりしてゐる。
本の写真で見るとそこそこ長さのあるやうな感じがするが、仕上がり寸法を見るとさうでもないやうだ。
指定糸は渋い緑色でまさに海藻といふイメージだが、やつがれは灰色で編んでゐる。
灰色の海藻……死んでゐるか知らん。
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