タティング初め
タティングレースは久しくしてゐない。
といふわけで、今日歌舞伎座の昼の部を見にいくにあたり、幕間にでもちまちま結ばうと、久しぶりにシャトルに糸を巻いてみた。
糸は Lisbeth #40 の Col.134 Mountain Breeze だ。
まつたく季節を無視した色だが、たまたま手元にあつた。
なんとなく秋枯れの山といつた感じがする色合ひである。
作つてみたのは Jane's Bookmark だ。
すでに何度も作つたことのあるパターンである。
何度も作つたことはあるものの、スプリットリングとかあつてなかなか作りづらい。
久しぶりなんだからもつとかんたんなものにすればよかつたと思つても後の祭りである。
でも何度も作るやうな模様なので作つてゐて楽しかつた。
幕間がもつと長ければいいのにと思つたほどだ。
今月の歌舞伎座は高麗屋三代同時襲名といふことで大変賑はつてをり、演目も配役も華やかで見てゐて楽しかつたにも関はらず、だ。
なにがよくてそんなに何度も作つてしまふのか。
リングだけでできてゐるといふところがいいのかな。
どうもさういふモチーフやエジングを好む傾向にある気はする。
この年末年始の休みには栞でも作つてタティングのリハビリをしやう。
さう思つてゐた。
リハビリにするにはちよつとむつかし過ぎるものを選んでしまつたやうだが、また幕間にでもちまちま結びたいと思つてゐる。
今月はまだ国立劇場、浅草公会堂、歌舞伎座夜の部と都合三回は芝居を観にいく予定だしね。
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