Creative ぢやないからさ
職場にゐるとほとんど書けない。
書く仕事ではないのだから当然といへばさうなのだが、でも仕事の上でのメモとか、もつとなにか書くことがあつてもいいのではないかと思ふ。
なにか思ひついたら即書けるやうに情報カードとペンとはつねに手元においてある。
会議中は情報カードを出すのはちよつとはづかしい気もするので、システム手帳を開いてゐる。
情報カードがはづかしい気がするのはまだまだカード初心者だからかな。
いづれにしても、書く体勢はととのつてゐる。
しかるに書けない。
それもしごく当然、と世の人は云ふ。
やつがれは基本的には座席に座つた状態で仕事をしてゐる。
机の前に座つた状態ではアイディアは浮かびにくい。
さういふものなのらしい。
気分転換に歩いてみるといいといふ。とくに外を歩くのがいいのださうだ。
うーん、さういふ時間はあまりないなあ。
たまに思ひついて外を歩いてみたりするのだが、いまの時期は寒くてどうにもならない。
云ひ訳か。
云ひ訳だな。
いづれにしても、机の前に座つてゐてなんぼな仕事をしてゐる。
席を離れてゐる状態が長いとさぼつてゐると思はれることは必至だ。
かういふ状態では、人間はあまり creative な状態にはなれないのだといふ。
うーん、さうなのかな。
まんが家とか小説家とか、机の前で仕事をするのぢやあるまいか。
アニメータもさうか。
さういふ職業の人はまた違ふのかなあ。
机の前に座つてゐてもアイディアが出てくる、とか。
あるいはかういふ職業の人は、机の前に座る前にすでにアイディアをいろいろと出してゐて、これでよしとなつたときに席につくのか。
さうなのかもしれないな。
去年の三月このかた、「書けない」「書いてゐても楽しくない」といふやうなことを書いてゐた。
それが最近、それも先週の火曜日くらゐから突然書きたい病にうかされてゐる。
なにがきつかけなのか、自分でもよくわからない。
単にさういふ波がきたといふことなのだらう。
いづれにしても書きたい。
なんでもいいから書きたい。
でも職場ではさうもいかないので、職務を遂行する上で思ひついたことなどを書き留めてゆきたい。
それができないのである。
できないといふことが、気に入らない。
なんかもつと書かせろー!
と、心の中で叫びつつ、どうにもならないのだつた。
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