今年の手帳 2018
今年も手帳は Bullet Journal である。
バイブルサイズのシステム手帳で実施してゐる。
Bullet Journal は綴じ手帳で行ふものだが、一昨年の五月からシステム手帳に切り替へた。それで支障なく使へてゐる。
システム手帳のカヴァはHIRATAINDER、リフィルは週間予定用にスライド手帳、残りのほとんどは5mm方眼用紙だ。
今回Collectionページ用に筆文葉の横罫9mmを使ってみてゐる。あとちよつとした覚え書き用におなじく筆文葉の水玉を用ゐてゐる。
そんな感じで、リフィルはごくシンプルだ。
さう、今年はColelctionページを作つてみることにした。
いままでは独立したCollectionページを設けることはなく、Daily Log にすべて書いてゐた。
Collectionページを作りたい、とは、去年から書いてはゐる。
さうしなかつたのは、システム手帳を使ひながら綴じ手帳のやうに使つてゐたからだ。
Bullet Journal では、手帳に見出しとページ番号とをつけて、Indexでなにがどこにあるのかわかるやうにしてゐる。
ゆゑに、ひとつの内容であつても、別の内容をあひだにはさんで不連続なページに書くことがある。
やつがれの例でいくと、去年のいまごろ中村萬太郎の歌舞伎座ギャラリーでの歌舞伎夜話に行つた。このときの内容を Bullet Journal に書き出していつたのだが、一日では書ききれない。数日にわたつて書くことになつた結果、歌舞伎夜話に関するログのあひだに日々のタスクや予定の記述のページが入り込んでゐる。
綴じ手帳を使つてゐたらかうするしかない。
一冊の手帳を分割して Daily Log はここからここまで、その他の本や芝居の感想などで長くなりさうなものはここからここまで、と決めてもいい。
でもこの方法だとページが無駄にあまる可能性が高い。
「この内容はこれくらゐ書くだらう」といふ予想はむつかしいからだ。
でもシステム手帳なら、単にリフィルを分けるだけでいい。
適切にページ番号をふることができれば参照も容易だ。
システム手帳なのだもの、さうするのが一番なのではあるまいか。
と、去年の早い時期から気づいてはゐたが、Collectionページは設けずに一年過ごした。
この先綴じ手帳で Bullet Journal を実践してみたいやうな気もしてゐたからだ。
でもやつぱりシステム手帳からはなれられぬまま、Collectionページを作ることにした。
いまのところ、Collectionは三つある。読み終へた本、見た芝居、あみもの・タティングレースなどで作つたもの、だ。
Daily Log がすつきりして見やすくなつた。
その反面、その月どれくらゐ書いたかがわかりづらくなつてしまつた。
Bullet Journal では、その月に何ページ書いたかがわかりやすい。
その月、どれくらゐ書く余裕があつたかが見てとれる。
読んだ本や見た芝居が多ければそれだけ記述も増える。
つまり、その月にどれくらゐactiveであつたかわかるといふ寸法だ。
それが、本や芝居のことを書いたページを外出しにするとわからなくなつてしまふ。
そこはそれ、なのかな。
Bullet Journal といふと、ページをdecorativeに飾つた手帳が多く見られる。
Instagramなどを見てもさうだ。
やつがれの Bullet Journal は冒頭のリンク先にあるとほりの、単純に箇条書きだらけの手帳である。
それでうまくいつてゐる。
綴じ手帳からはじめて、来月で三年目に突入する。
また綴じ手帳に戻ることはあるかもしれないが、今後もしばらくは Bullet Journal でいくつもりだ。
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