ふり返りが足りない
いろいろ書くけど忘れてしまふ。
昨日も書いた Getting Things Done (GTD) では、頭の中にもやもやとある気になることをすべて紙に書き出すことによつてすつきりする、といふことからはじまる。
紙に書いた、それを確認すればいいのだから、頭の中にいつまでもおいておく必要はない。
極端な話、忘れてしまつてもかまはない。
さうやつて脳内の空き容量を増やす。
ここで問題なのは、「書いたことを忘れることもある」といふことだ。
GTDで肝になるのは、毎週・毎月のふり返りだ。レヴューと呼んでゐるかもしれない。
その週その月にしたことをふり返り、まだしてゐないこと、これからすることを確認する。
それで忘れることをふせいでゐる。
正確に云ふと、書き出すことだけで満足してはいけなくて書き出したものを定期的に見直すことで普段は頭の中から追ひ出してしまつてもいいやうにする、といつたところだらうか。
GTDはやつてはゐないが、ふり返りとかレヴューとか、大切だよなあと思つてはゐる。
自分でやつてゐるのは、手帳の昨日の分、一週間前の分、一ヶ月前の分を見返す、といふものだ。
しかし、これだと一ヶ月より前のことは対象にならないことになる。
それでは書いたことをすべて見返すのか、といふと、それもあまり practical ではない。
たまに積んである使用済みの手帳を取り出してぱらぱらとめくつてみると、「こんなこと書いてゐたのかー」と思ふことがある。
これを定期的にやるといいのかもしれないな。
で、先々週から使ひはじめた情報カードだ。
使つてゐるのは5x3サイズのカードだ。
このカードのいいところは手に取つて見返しやすいところにあると思つてゐる。
ちやうどトランプのやうにくつたりならべて見たりするのにいいサイズなのだ。
書き込んだカードは手に取りやすいところにおくやうにして、見返せるやうにしたいなあと思つてゐる。
それにはお菓子の空き箱とかがあるといいかな、といふので、なにかおいしさうなものを買へたらな、とも思つてゐる。
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