フューシャ・パープルのカシミヤ・ストールを使うてみる
風工房の「まきもの いろいろ」に掲載されてゐるフューシャ・パープルのカシミヤ・ストールを使つてみた。
長く編みすぎたな。
編み終へて整形をして、だいたい二メートルちよいになつた。
本の指定とそんなに変はらない。
いいぢやあないかと思つたが、編み地はたてに伸びるのだつた。
巻いてゐるうちに、だんだん長くなつてくる。
この週末は比較的あたたかかつた。
飯田に行くといふので巻いて行つた。
飯田もあたたかかつた。
日暮れ後や朝のうちはやはり冷えたので、よかつたかなとは思ふ。
よかつたかなとは思ひつつ、やはり長い。
本だと首に一巻きして両端は片方を長めにとつて前にたらしてゐる。
この巻き方だと、端が長くてどうしやうもない。
仕方なく首にゆつたり巻いてみたり、両端を結んでみたりしてみた。
端を結ぶのはあまりよろしくない。
このストールの模様はたてに流れてゐる。
端は長く見せられた方がいいのである。
しかし、不便には変へられない。
さう思つてゐたらこは如何に。
Twitter の TimeLine に「ミラノ巻き」の結び方がRTされてくるではないか。
何度か目にしたので、「いい」と思つた人が多かつたのだらう。
早速巻き方を確認して、自分で編んだストールで試してみた。
いい。
模様はあまり見えなくなるが、端の長さを調整すればいい感じだ。
もうちよつと薄い編み地だともつといいのかもしれないが、そこもゆるめに巻いたりすればすこしはよからう。
この後も寒い日には重宝しさうだ。
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