初心者は明るい糸で大胆に
ノールビンドニングの作り目は、なんとなくできるやうになつた。
今回の教訓は、はじめてのときには糸は太くて明るい色のものを選ぶこと、だ。
それと、思ひきつて先に進んでみること、かな。
初日と二日目とは、ひたすら作り目ばかり作つてはほどいてゐた。
極太の糸を選んだものの、糸の色が暗くてちやんと作り目ができてゐるかどうか自信がなかつた。
それで先に進むことができずにゐた。
しかし、それでは作り目がきちんと作れてゐるのかどうかわからない。
三日目に、思ひきつて先に進んでみることにした。
ブロディエン・スティッチに挑戦することにしたのである。
数目編んだところで、やつぱり糸の色が暗くてよくわからないけれど、どうやらそれらしいものができてゐることがわかつてきた。
その日は数目進んだところで終はつて、翌日は本を見ずにつづけてみたら、なんだか間違つてゐるやうだつた。
本に戻つて、作り目からやりなほした。
やつぱりできてゐるやうだ。
それでその後は作り目から数目編み進むを何度かくり返した。
なんとなくできてゐるやうである。
先週の終はりに、筒状につなげてみやうとしてうまくいつてゐるのかゐないのかわからない状態で終はつた。
これも糸の色が暗いからつなげるところがわかりづらいのが原因だ。
明るい色の糸を持つてこいよ、とも思ふが、なかなかちやうどいい糸がなくて、なあ。
ノールビンドニングは順調に進みつつあるやうだ。
糸をつなぐときにいはゆるロシアン・ジョインを使ふといふのがまたちよつとハードルが高いが、とりあへずなにか作品めいたものを作りはじめてみやうかと思つてゐる。
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