ロシアン・ジョインに苦しむ
ノールビンドニングは筒状に編めるやうになつてきた。
「はじめてのノールビンドニング」を見ながらちよつとづつ進めてゐる。
これは一応リストウォーマにしやうと思つて作りはじめた。
糸はダイヤエポカ。考へてみたら洗濯機で洗へる毛糸だ。すなはちロシアン・ジョインには向かない。
ロシアン・ジョインといふのは糸をつなぐ手法で、糸の端の撚りをほぐして端と端同士を合はせて撚りあはせる。
おそらくフェアアイルものを編むやうなシェットランドの毛を紡いだ糸とかだとそんなにむつかしくないんだと思ふ。
しかし、スーパーウォッシュの毛糸とかには向かない。
最近はあまり毛糸売場に行かないのでしかとはいへないが、現在本邦で売られてゐる毛糸はあまりちくちくしないやうなものが多い。さういふ糸でロシアン・ジョインはかなりむつかしいんぢやないかなあ。
「はじめてのノールビンドニング」で紹介されてゐる糸はロシアン・ジョインのやりやすい糸なのだらう。
手紡ぎ糸も向いてゐるといふので自分で紡いだ糸で試してみたところ、細すぎて無理だつた。
本には細い糸でノールビンドニングをすると透け感のある編み地になると書いてある。
でも、初心者には無理。
すくなくともやつがれには無理だつた。
初心者は太くて色の明るい糸がいい。
今回よくわかつた。
といふわけで、糸をつなぐことに毎回苦労してゐる。
あと、なんとなくできてゐる気はするけれど、正しいかどうかさつぱりわからないといふのが地味につらい。
地味につらい思ひをしつつ、ノールビンドニングのくつ下を編んでみたいなあと思つてゐる。
帽子もいいな。
« 目標を設定できない | Main | 10月の読書メーター »
Comments