編みたいものと編みたい毛糸
編んでゐない。
もうこのままあみものblogはやめてしまはうかといふ勢ひである。
人はかうして編まなくなるのかもしれない。
湿気の多い状態だと気温が低くてもあんまり編みたいと思はないのかもしれないなあ。
編みたいものがないわけぢやない。
編みたいものにはいろいろ種類がある。
たとへば、「これが編みたい」といふ編み図や編み方がある場合と「この毛糸を編みたい」といふ場合。
我が家にはマラカニアン宮殿の靴もかくやといふくらゐ毛糸があるので、できれば「この毛糸を編みたい」といふ具合にいきたいところだ。
しかし、実際には写真や編み図・編み方などを見て「これが編みたい」といふことの方が多いし、いままさにそんな状態だ。
手持ちの毛糸ではちよつと編めない。
そんな感じ。
これ以上毛糸を増やしてはいかん、と、あきらめるしかない状態だ。
「これが編みたい」と「この毛糸を編みたい」とがうまいこと一致するといいんだがねえ。
編みたい毛糸もある。
三年前のヴェヴ・メッサで買つてきたエステルヨートランドの段染め糸を編みたい。
編みたいけれど、なにを編んでよいのやらわからない。
かういふときの Ravelry 頼み、かな。
スウェーデンとフィンランドとには都合三回行つてゐて、毎回なにかしら毛糸を買つて帰つてきてゐる。
毎回、買つてきた毛糸のうちなにがしかは使つてゐる。
しかし、使へずに残つてゐる糸もある。
Stephanie Pearl-McPhee はかうした毛糸は使へないものであるといふ。
海外旅行に行つて買つてきたり、海外旅行みやげだつたりする毛糸は、なかなか使へず、stash の肥やしとなつていくのだ、と。
Yarn Harlot が云ふのだから、仕方がないか。
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