世の中暗い
タティングレースで、Mary Konior の Black Magic を作り始めた。
Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる栞である。
と書いて、どうしやうかと思つてゐる。
昨日の昼休み、痛恨の失敗をおかしてしまつたのだ。
ほどかうとしたけれど、昼間は暗くて目がよく見えない。
なぜ Black Magic を作らうかとしたのかといふと、昼間暗くなるからだつた。
なんだかわからないけれど、現在職場では昼休み開始から三十分たつと照明を消す。
照明を消す前にタティングすればいいのかもしれないが、残りの三十分でうまく食べ終はれなかつたらと思ふと、やはり最初の三十分は昼食を食べることに注力したい。る
そんなわけで、暗くても、まあなんとかできるやうなものといふので、Black Magic をはじめたのだつた。
しかるに間違へてしまつたわけだ。
うーむ。
今日は復旧作業から入るつもりだが。
うまくいかなかつたら Black Magic はこのままお蔵入りかなあ。
世の中にはタティングレースで間違つてしまつた場合、なにがなんでもほどくといふ人とある程度やつてダメだつたらあきらめる人とゐると思ふ。
やつがれは圧倒的に後者で、なぜといつてほどくことに時間を使ふんだつたら切つてなかつたことにする方がいいと思つてゐるからだ。
人生は短い。
からんだ糸をほどくことに時間を費やすには、人生は短すぎる。
さう思つてゐる。
といふわけで、切つてしまふ線が濃厚だ。
切つて、まだ作りはじめたばかりなので、なかつたことにするかもしれない。
まあ、その時の気分次第だな。
なにしろ世の中が暗いと考へ方も暗くなるのでな。
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