太くてもいい
タティングレースの栞は、あとちよつとといふところまで来た。
Mary Konior のデザインした Black Magic を淡い水色の糸で作つてゐる。
あと花びら(だらう、たぶん)を一枚作つたらおしまひだ。
これが終はると昼休みにすることがなくなつてしまふ。
昼休みのあひだはあひかはらず暗いので、もうタティングレースはあきらめやうかなあといつたところだ。
だが待てよ。
なにかとても太い糸で作ればいいのぢやあるまいか。
これまで一度だけ行つたことのあるホビーショーではえらく太い糸で作つたタティングレースのモチーフをつなげて着るものを仕立ててゐたのを見たことがある。
実際にそれを身につけてゐる人もゐた。
なるほど、細い糸で作るばかりがタティングレースではない。
だがなあ。
手持ちの糸で暗くても問題のなささうな太さでタティングレースにも向いたもの、といふのがぱつと思ひ浮かばない。
中細や合細くらゐの毛糸を使つてもいいが、さうした糸はたいていなにを作るかおよそのところは決めてゐる。
うーん。どうしたものかー。
といふわけで、ここはやはりおとなしくあきらめて糸紡ぎでもするかなあと思つてゐる。
さうするとタティングをする時間がなくなつてしまふんだよなあ。
バスで座れたときにタティングをすることにしやうかなあ。
その前に、タティングレースで作りたいものがいまあるだらうか。
考へるとしたらそこからかなあ。
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