湿度の高いときに向いたものとは
先週はなにも編んでゐない。
気温の低い日もあつたが、湿気が多くてあまり編む気にならなかつた。
今年の夏はまだ一度も氷枕を使つてゐない。
寝苦しいとは思つても、氷枕を使ふやうな暑さではないからだ。
氷枕は湿気対策には向かない。
冷えすぎてかへつて眠れないものだ。
湿気の多いときに向いたあみものとはなんだらうか。
暑いときとおなじやうに、編んだものが躰につかないやうな、手袋だとかくつ下だとか帽子だとかがいいのではないかとは思ふ。
思ひながら、編む気にならなかつた。
このまま編まなくなるのかもしれない。
そんな気もしつつ、MacBook にためこんであるいづれ編みたいものの編み図や写真などを眺めてゐると「次はこれが編みたいなあ」などと思ひもする。
次に編みたいものは大抵ショールのやうな編んでる途中で大きくなつてきて躰にくつつくものだ。
Elizabeth Zimmermann は、円形ショールは夏のに編むのに向いてゐる、と書いてゐる。
輪針であるていどの大きさまで編むと、編み地が袋状になる。
そこに毛糸を入れて編み進むのださうな。
なるほど、確かに円形ショールなら夏に編むのもいいかもしれない。
袋状になつた部分は躰につかないやうにうまく工夫すればよい。
しかし、円形ショールは毛糸を消費する。
円形ショールに向いた毛糸なんか手持ちにあつたかなあ。
円形ショールを編むつもりで買つた毛糸もないわけぢやないが、いま編みたいのはそれぢやあないんだよなあ。
結局そこに帰結する。
それぢやあ先週はなにもしてゐなかつたのかといふとさにあらず。
ぼんやりとタティングレースで栞などを作つてゐた。
その話はまた明日。
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