筆文様の水玉罫
バイブルサイズのシステム手帳ようリフィルである筆文様の水玉罫を使ひはじめた。
筆文様のリフィルについては以前もちよこつと書いた。
水玉罫の使ひ方については迷つてゐた。
店頭で使用例をいくつか見ることができたし、筆文様のWebサイトでも使用例が紹介されてゐる。
だから使い道に困ることはないだらうと思つて買つたものの、使ひあぐねることほぼ一ヶ月。
ふと思ひたつて、ぼんやりと頭に浮かんだことばを書き付けてみた。
メモは役に立たないと書いてゐたのは森博嗣だつたらうか。
断片的な文は、あとで見ても役に立たないといふやうな内容だつたと思ふ。
一言メモのやうなものを残すくらゐだつたら、ある程度まとまつた文章を書いておく方がいい、と。
自分もノートになにか書くときは、たいていは一ページ丸々使って書き留めるたちだ。
一ページといつても、Moleskine のポケットサイズていどだから大した量にはならない。
大した量にはならないが、一行だけのメモよりはあとで見たときに役に立つ。
ずつとさう思つてきたけれど、でも、ちよつとだけ書きたいと思ふこともあるのだつた。
そこで、筆文様の水玉罫にちよこつと書きつけてみたといふわけだ。
Bullet Journal からシステム手帳にうつつてきたこともあつて、いまのところシステム手帳を綴じ手帳とおなじやうに使つてゐる。
リフィルの各ページにページ数を打てば、毎ページ全然違つた内容を書いてもかまはない。
Bullet Journal は Index Page が肝になるので、それで十分なのだ。
しかし、使つてゐるのはシステム手帳である。
もつと自由にページを展開してもいいのではないか。
今年はもうこのまま綴じ手帳のやうにシステム手帳を使つていくつもりだが、来年からは予定用のページと見た芝居や読んだ本などの感想メモのページとはわけやうと思つてゐる。
この水玉罫のリフィルは Bullet Journal の中に組み込んでしまつたけれど、これだけはづしてずつとシステム手帳にはさんでおくのもいいな。
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