秋冬ものを考へる
猛暑の日があると、それ以降ちよつと温度が低いだけなのに涼しく感じることがある。
先週の陽気がまさにそんな感じで、夕べなどは風邪を引くかと思つたほどだ。
そんなわけで、そろそろ秋冬ものにとりかからうかと思つてゐる。
考へてゐるのは、くつ下毛糸で編むヴェストだ。
くつ下毛糸なので洗濯機で洗へるといふ利点がある一方、くつ下毛糸なので細い。
糸が細いのは難点ばかりでもないが、かなりたくさん編む必要がある。
え、袖無し羽織?
袖無し羽織はもうちよつと気温がさがつてきてからにするつもりだ。
袖無し羽織がひたすらガーター編みなので、なにか違ふ編み方にしたい。
かのこ編みなんか好きなんだけど、ゴム編みもいいやうな気がする。
それともやつぱりガーター編みにして、編み地はバイアスになるやうに編まうかなあ。
といふわけで、毛糸はきまつてゐるけれど編み方はきまつてゐない。
ゲージをとつて、自分で簡易な編み図を作るつもりだ。
そでぐりやえりぐりのカーヴが問題だが、いざとなつたカーヴにしなくてもいいかな、とも思つてゐる。
さういや module knitting の本にちよつと気に入つたヴェストが掲載されてゐたな。
使用糸は野呂のシルクガーデンだつたかなあ。
モチーフつなぎやドミノ編みといつた module knitting は普通に編むより時間がかかるが、おもしろいかもしれない。
でもほしいのはオーソドックスなヴェストなんだよね。
毛糸が段染めだから、柄はオーソドックスにはならないかもしれないが、形だけはあまり奇抜なところのないものにしたい。
この涼しさがいつまでつづくのかわからないが、「編める!」と思へる気温のうちに編み始めやうと思つてゐる。
まづはゲージをとるところからだな。
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