計画を練り直しつづける
タティングレースのモチーフつなぎは21個めのモチーフを作つてゐるところだ。
モチーフは Mary Konior がデザインしたもので、Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Masquerade だ。
かうしてつなげたものを見ると「もうここでやめていいんぢやないか」といふ誘惑にかられる。
このまま4×5のドイリーにしてしまつてもいいんぢやないか。
これ以上モチーフをつなぐとバランスが悪くなるのぢやあるまいか。
今回の目的は、Lisbeth #40 一玉で Masquerade を何枚作れるか確認することだ。
ここでやめるわけにはいかない。
だが待てよ。
これはこれとして、新たにモチーフをつないだものを作ればいいのではあるまいか。
4×5にはならないかもしれないけれど、おなじやうなドイリーもどきをもう一枚作る。
それでも目的は達成できる。
と、毎度おなじことで悩んでゐる。
理由はかんたんだ。
作るものが決まつてゐないからである。
最初から「かういふものを作らう」と思つてゐないので、作りながら悩むわけだ。
脇をつなぐやうにモチーフをつないで袋ものにしてみたらどうかな、とかね。
袋ものはいいけれど、内袋をつけなければならないのでおそらくやらない。
苦手なんだもの、お裁縫。
内袋用の布の目当てもないしな。
でも、内袋をフェルトにして切つたり縫つたりを最小限にすればやつがれにも作れるかもしれない。
今からだとまちができるやうにつなぐので、袋ものといふよりは箱のやうなものになるだらう。
さうしたらフェルトでもいいよな。多分。
かくのごとく毎回いふことが変はつていくのが今回のプロジェクトのいいところなのかもしれない。
と、日記には書いておかう。
« 人形のおかげ | Main | 飯田市川本喜八郎人形美術館 2017 江東の群像 »
Comments