オリムパスのタティングレース糸を使ふ
オリムパスからタティングレース糸が発売された。
糸には太・中・細・ラメの四種類がある。
一色づつ買つてみて、まづはタティングレース糸 中を試してみた。
先日購入したクロバーのカセット式タティング シャトル・ボビンに糸を巻いて、Jane の Bookmark を作ることにした。
写真の上がタティングレース糸中、下がオリムパス金票40番だ。
ほぼおなじやうなサイズだ。
タティングレース糸の中についていふと、結び心地はいい。
ただ、リングの芯糸を引くのがちよつとつらい。もうちよつと引きやすい方が好みだ。
あと思つたよりも光沢がない。これは好きずきだらう。やつがれは悪くないと思ふ。
ただ、光沢がすくないので糸が引きづらいのかな、といふ気もする。
結び心地や糸の引き加減は染料によつても微妙にことなる場合がある。
別の色だとまた違ふ感触を覚えるのかもしれない。
まだ中しか使つてゐないが、この感じだと太はエミーグランデとおなじやうな感じなのかな。細は金票70番くらゐだらうか。ラメは中とおなじくらゐに見える。
追々使つてみることにしたい。
このタティングレース糸にはグラム表示がない。
あるのかもしれないけれど、見つけてゐない。
おそらく10gくらゐだらうと思つてゐる。
大きい作品を作ることは念頭にないといふことだらう。
中やとくに細くらゐなら一玉でもタティングレースのちよつとしたドイリーくらゐなら作れるんだらうけれど。
新製品が発売されるといふことは、タティングレースは人気があるのだらう。
周囲にタティングレースをするといふ人が皆無なのでまつたく実感はないが、人気がなければ新製品なんて開発されることもない。
さういへば関連書籍も増えた気がする。
風の噂では、タティングレースでアクセサリを作るのが流行してゐるといふ。
なるほど、ピアスの先にぶらさげるモチーフやネックレスくらゐならこのくらゐの量で十分足りるのだらう。十分過ぎるくらゐだらう。
大きいものが作りたい一方で、今後しばらくは栞ばかり作らうか知らん、と思つたりもしてゐる。
とりあへず、作りかけのこの栞を仕上げるところからはじめるか。
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