新局面
新たな局面に突入した。
タティングレースのモチーフつなぎのことである。
Mary Konior のデザインしたモチーフ Masquerade は長いこといくつも作つてきたが、一番多くつないだもので九枚だつた。
九枚つなぎはいくつ作つたか忘れるくらゐ作つてゐる。
四枚つなぎも作つたことがある。
現在、十枚つないでゐて、これがやつがれの中では新記録なのだつた。
Masqueraade については、ね。
モチーフつなぎをつづけてゐると、時折 reluctant な気分に落ち込むときがある。
もういいぢやん、みたやうな。
これ以上つないでどうするんだよ、みたやうな。
本のとほり作つてゐるのなら「本にさう書いてあるのだから」と気を取りなほすこともできる。
とくにつなぐ数の定められてゐない場合はかうなるとどうしやうもない。
以前、極細毛糸でモチーフつなぎのスカーフを作つたときは、最初から百枚つなぐと決めてゐた。
一日平均して二枚は作れるから二ヶ月もあればできるだらうと判断してゐた。
実際作つてみたところ、六十六枚くらゐつないだところで十分な長さになつたので、そこでやめた。
作るまへから自分で「何枚つなぐ」と決めておくのがいいのかもしれないなあ。
そんなわけで、タティングレースもぼちぼち進んでゐる。
Magic Thread で糸始末をしてゐるので、縫ひ針を使ふ必要がない、といふのが続いてゐる所以のひとつだと思つてゐる。
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