寒すぎる
指無し手袋は片方の手の親指を編んでゐる。
ゴム編み止めをすればできあがり、といふところで止まつてゐる。
二目ゴム編み止めはすでに四本の指を通す部分で使つたので、できないわけぢやない。
ではなぜ止まつてゐるのかといふと、有り体に云つて、寒いからだな。
手先が冷える。
手先が冷えるから指無し手袋を編みはじめたのに、それが理由で進まないといふのは本末転倒といふかなにかが違ふ気がする。
でも、あみものつてさういふものなんだらう。
セーターは、本格的に寒くなる前に編みはじめるものだ。
完成にかかる時間を割り出して、寒くなつたら着られるやう考へて編みはじめる必要がある。
ただ、あまり早い時期にはじめるとまだ暑かったりして編み気を損ねることがある。
また予想外に暖冬だつたりするとこれまた編み気に影響する。
いままではさう思つてゐたんだけれど、寒すぎるといふのもダメなんだな。
羽織も滞つてゐるし、このままだと春が来てしまふ。
羽織は次の冬に持ち越しかなあ。
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